ポリティコ(POLITICO)は3月31日、食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)のマーティ・マカリー新長官(Marty Makary)がロバート・ケネディ厚生長官(Robert F. Kennedy Jr.)との合意のもと、同省ワクチン部門トップのピーター・マークス氏(Peter Marks)を辞任に追い込んだと報じた。マークス氏は、12年以上に亘りワクチン開発に尽力してきた規制当局者で、科学界や製薬業界に大きな衝撃を与えている。ケネディ長官は長年ワクチンに懐疑的な立場を取っており、今回の動きは、ワクチン政策の根本的な変更を示唆するものとして受け止められている。マークス氏は辞任声明で「真実と透明性は望まれていない」と現行体制を批判し、ケネディ氏の方針に強い反対の意を示した。製薬会社や科学者からは、かつて外科医であり研究者だったマカリー氏が、国のワクチン政策変更に対する防壁になると期待されていただけに、さらなる動揺が広がっている。
POLITICO “New FDA commissioner agreed to oust top vaccine regulator after private swearing-in” (03/31/25)
https://www.politico.com/news/2025/03/31/new-fda-commissioner-signed-off-on-ousting-top-vaccine-regulator-after-private-swearing-in-00260582