ローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Laboratory)とカレント・エナジー・グループ(Current Energy Group)は、新たな分散型エネルギー資源(Distributed Energy Resources: DER)統合枠組みに関する報告書をまとめた。電力システムは、顧客がエネルギーの消費者としても産出者としても機能する双方向ネットワークへと進化しているが、現行のDER規制アプローチでは不十分で、より費用対効果の高い発電と需要の柔軟性が求められている。エネルギー省(Department of Energy)の支援を受けてまとめられた報告書には、特定の系統サービスに対するDERの補償のためのグリッドサービス料金と、従来の料金決定原則を電力産出顧客に適用する産出料金の枠組みが示されている。この枠組みは、DERの統合を強化し、仮想発電所(Virtual Power Plants: VPP)のような革新的なビジネスモデルを促進し、信頼性と費用対効果を維持しながら強固なDER市場を確立することを目的としている。