エネルギー省(Department of Energy)は2月19日、ロスアラモス国立研究所(Los Alamos National Laboratory : LANL)のイオンビーム施設の廃止措置および解体作業を開始したと発表した。この作業は、マンハッタン計画と冷戦時代の核兵器開発に使用された施設の処理の一環として実施される。約5,600平方メートルの同施設には、かつて世界最大級のバンデグラフ加速器2基が設置され、1950年代から1960年代にかけて核実験研究において重要な役割を果たした。解体作業は環境管理局ロスアラモス事務所(Environmental Management Los Alamos Field Office: EM-LA)の委託業者であるアプティム・フェデラル・サービス社(Aptim Federal Services)が担当し、作業員や地域社会、環境の保護を優先しながら、施設内の汚染物質の除去を進めていく。施設の管理棟の解体は2025年秋に開始される予定で、プロジェクト全体の完了までには5年以上を要する見通しである。