ペンシルバニア州運輸省は7月24日、改定版の高度自動運転車両(highly automated vehicle:HAV)運用指針を発表した。これは、自動運転車両(AV)企業・車両・試験運転者宇に対する要件に関する基本的な規制で、公道において時速25マイル以上の速度でHAV試験を行う場合、安全運転者訓練を受けた運転者2人が参加することを義務付けている。ペンシルバニア州では、ピッツバーグ市内の公道で、ウーバー社(Uber)によるAV試験が行われていたが、2018年3月にアリゾナ州で同社のAV試験中に死亡事故が発生したことから、全米において同プログラムが中止されていた。安全専門家でカーネギーメロン大学(Carnegie Mellon University)電気・コンピュータ工学准教授のフィル・クープマン氏(Philip Koopman)は、AV試験の安全性を確保するためには、「運転手が確実に注意を払っていること」「異常が発生した時には運転手が操作できる状況にあること」「自動運転解除ボタンが安全を確保できる状態にあること」の3点を基本方針に含むべきと提案している。