情報筋によれば、商務省(Department of Commerce)の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security:BIS)は、半導体設計に使用されるソフトウェア、いわゆる「電子設計オートメーション(electronic design automation: EDA)」ツールを提供する米国企業に、中国への同技術の提供を止めるよう書簡を送付したという。こうした企業には、ケイデンス(Cadence)、シノプシス(Synopsys)、シーメンスEDA(Siemens EDA)の各社が含まれる。これは、中国による先端半導体開発をより困難にしようとする米政権の新たな試みである。商務省の高官は、「戦略的に重要な案件の対中輸出を見直しているところであり、既存の輸出ライセンスの停止や見直しが完了するまでの間に追加のライセンス要件が課される場合もある」と述べる。米中両国は最近、ジュネーブで貿易取引の合意を目指して90日間の報復関税停止に同意しており、BISの通達はこうした微妙な時期に行われた。
ARS Technica “Trump bans sales of chip design software to China” (05/29/25)
https://arstechnica.com/tech-policy/2025/05/trump-bans-sales-of-chip-design-software-to-china/