トランプ大統領は1年以上前に就任して以来、科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)の長官を指名しておらず、現在はOSTPの副次官補であるマイケル・クラチオス氏(Michael Kratsios)が事実上のリーダーとなっている。クラツィオス氏は現在31歳で、2008年にプリンストン大学(Princeton University)を卒業し、政治学の学位を取得した。同氏は以前は、トランプ大統領の仲間でありシリコンバレーの論争的な億万長者であるピーター・ティール氏(Peter Thiel)の下でスタッフ主任を務めていた。OSTP長官ポストが空席のままであることは、気候変動に対するトランプ大統領の懐疑を反映している。気候変動について広く認識されている見解に異議をとなる人物を長官に指名した場合、上院がその承認を渋るようであれば、大統領にとってはポストを空席のままにしておく方が望ましいのかもしれないとみられている。
Scientific American “Trump’s Science Advisor, Age 31, Has a Political Science Degree” (2/14/18)