大統領府は4月9日、国防総省(Department of Defense)の調達プロセスを抜本的に改革し、軍事技術革新を加速させる大統領令を発表した。米国の国防産業基盤の近代化と調達人材の効率化を目指すもので、主に商用ソリューションの優先、調達プロセスの簡素化、構成管理委員会(Configuration Steering Board)を通じた全ての調達プログラムのリスクを効果的に管理できる詳細なプロセスを構築しつつ、綿密に計算したリスクテイキングを奨励するための新たな評価制度を導入する。具体的には、主要国防調達プログラム(Major defense acquisition programs: MDAP)の包括的レビューや、調達担当者の業績評価指標の再構築などが盛り込まれており、大統領は、米軍の戦闘能力を最大限に高めるためには、スピードと柔軟性が不可欠とし、国防調達システムの抜本的な変革への強い意志を示している。
The White House “MODERNIZING DEFENSE ACQUISITIONS AND SPURRING INNOVATION IN THE DEFENSE INDUSTRIAL BASE” (04/09/25)
https://www.whitehouse.gov/presidential-actions/2025/04/modernizing-defense-acquisitions-and-spurring-innovation-in-the-defense-industrial-base/