データセンター向け低炭素電源、天然ガス+炭素回収が有望

ユーティリティーダイブ(UTILITY DIVE)は3月31日、大規模データセンター向けの低炭素電源として、炭素回収技術を組み合わせた天然ガス発電が有望であると報じた。炭素管理企業のカーボン・ダイレクト社(Carbon Direct)の白書によると、炭素回収システムを備えた天然ガス発電は、1メガワット時(MWh)あたり70〜100ドルで電力供給可能で、原子力や蓄電池による発電と同等のコスト競争力があるという。大規模AIデータセンターは、迅速な電力供給と低炭素化を求めており、炭素回収付き天然ガス発電は、米国の電力網平均と比べて二酸化炭素排出量を大幅に削減できる。同社の主任科学者であるコリン・マコーミック氏(Colin McCormick)は、データセンター事業者の最優先事項は炭素回収機能を備えたガスプラント建設の展開スピードであることに加え、ガスサプライチェーンのボトルネックの影響を受けない炭素回収技術は魅力的な選択肢になり得ると指摘している。

UTILITY DIVE “White paper points to carbon capture as possible data center solution” (03/31/25)
https://www.utilitydive.com/news/carbon-capture-possible-data-center-solution/743744/