セントラス社、HALEUを900キログラム生産

セントラス・エナジー社(Centrus Energy Corp)は、高純度低濃縮ウラン(high-assay low-enriched uranium: HALEU)を900キログラム生産したと発表した。この種の生産としては米国史上初めてで、米国内の短期的なHALEUニーズへの対応に取り組むエネルギー省(Department of Energy)のHALEU実証プロジェクトとして大きなマイルストーンとなる。エネルギー省は2019年に、セントラス社の子会社であるアメリカン・セントリフュージ・オペレーティング(American Centrifuge Operating)との間で、HALEU生産の実証を目的として、オハイオ州ピケトンに16基の先端遠心分離機によるカスケードを建設する契約を締結した。同社は2022年11月に、カスケードの始動とエネルギー省の使用を目的としたHALEU生産を開始するための後続契約を受注していた。同社は2023年にウラン六フッ化物ガスの濃縮を開始し、米国内で初めて、20キログラムのHALEUを生産した後、2025年6月末までに900キログラムのHALEUを生産するよう委託されていた。

Department of Energy “Centrus Reaches 900 Kilogram Mark for HALEU Production” (06/25/25)
https://www.energy.gov/ne/articles/centrus-reaches-900-kilogram-mark-haleu-production