ゴールデン・ドーム計画に関する国防総省の精査は不充分となる可能性

ピート・ヘグセス国防長官(Defense Secretary Pete Hegseth)は最近、国防総省(Department of Defense)の運用試験評価担当部長室(Office of the Director of Operational Test and Evaluation: ODOT&E)の人員を50%以上削減することを決定した。一部の議会民主党議員は「無謀で打撃的な決定」と反発したが、ヘグセス長官は、組織再編は国防総省による「米国第一(America First)」戦略に係るものであり、年間3億ドル以上の節約をもたらすと説明した。しかし、情報筋によれば、状況は長官の説明以上に複雑で、軍部とDOT&Eの間にある長年の確執、迅速で制度的な成功が好まれる最近の風潮などがあるという。そして、DOT&Eに不満を募らせる省上層部にとり、DOT&Eがゴールデン・ドームを局の監督リストに最近加えたことが最終的な引き金になったようである。DOT&Eの部長代理が上層部に本件を報告した際、上層部はDOT&Eによるゴールデン・ドームへの関与は、プログラムの遅延と費用の上昇につながるのではないかと懸念し、最終的に大統領府へその懸念を伝えた。

Defense News “Behemoth Golden Dome may face lackluster scrutiny in Trump’s Pentagon” (05/30/25)
https://www.defensenews.com/pentagon/2025/05/30/behemoth-golden-dome-may-face-lackluster-scrutiny-in-trumps-pentagon/