大手コンサルティング会社のカーニー社(Kearney)は4月8日、2025年カーニー対外直接投資(Foreign Direct Investment:FDI)信頼感指数(Kearney FDI Confidence Index®)を発表し、世界経済の不確実性が増大する中、投資家は安全と安定を重視し、先進国市場への投資を優先しているとした。米国とカナダが3年連続で首位を維持し、技術革新とインフラの高品質がそれぞれ評価された。英国とドイツは、技術革新と経済パフォーマンスでそれぞれ3位と5位となり、欧州をリードした。日本は技術革新の継続的な推進や賃金上昇により4位となった一方、中国は不動産危機や貿易の不確実性などの経済課題の影響で3位から6位に後退した。投資家は地政学リスクの高まりとそれに伴うサプライチェーン混乱の可能性を懸念し、商品価格高騰をリスク要因として挙げた。欧州連合(EU)への見方は概ね良好であるが、ウクライナ紛争の拡大は依然、懸念事項であるという。
Kearney “The 2025 Kearney FDI Confidence Index®: World at inflection” (04/08/25)
https://www.kearney.com/service/global-business-policy-council/foreign-direct-investment-confidence-index