クリーンエネルギー購入者協会(Clean Energy Buyers Association:CEBA)は9月30日、企業の長期電力購入契約(オフテイク契約)が再生可能エネルギープロジェクトの財務リスクを大幅に軽減し、資金調達と建設を可能にしていると発表した。同協会は国内251の風力・太陽光発電プロジェクトの財務状況を分析し、企業による電力購入契約がある場合、財務的困難に直面する割合が大幅に減少することを明らかにした。固定価格での長期取引を可能にする仮想電力購入契約(Virtual Power Purchase Agreements: VPPA)が、卸電力市場の価格変動による収益の不安定性を緩和することから、企業は2014年から2024年の間、100ギガワット以上のクリーンエネルギー契約を締結しており、これは過去10年間に米国の電力網に追加されたクリーンエネルギー容量の41%に相当するという。報告書は、再エネ計画は安価なため企業契約なしでも建設されるとする最近の論調に対し、企業の購入契約がプロジェクトの実現に不可欠であることを実証する内容となっている。
CEBA ” CEBA Report: Corporate Demand Drives Clean Energy” (10/03/25)
https://cebuyers.org/wp-content/uploads/2025/09/CEBA-Report-Corporate-Demand-Drives-Clean-Energy.pdf
参照:Utility Dive “Corporate procurement stabilizes renewable energy projects: CEBA” (10/02/25)
https://www.utilitydive.com/news/corporate-procurement-renewable-energy-vppa-rec-hyperscaler-ceba/801750/