エネルギー省(Department of Energy)で政治的任命を受け、上級アドバイザーとして電力調査研究を監督していたトラビス・フィッシャー氏(Travis Fisher)が同省を去ることになった。フィッシャー氏は、同省のリック・ペリー長官(Rick Perry)が昨年要請していた電力調査研究を管轄していた。同研究では、「市場力学(具体的には安価な天然ガスと再生可能エネルギー)によって原子力と石炭による発電の経済性が低下している」との結論が示された。この結果は、多くの専門家の客観的見解を再確認したものであり、予想されていたほどは論争的にならなかった。それ故、その後ペリー長官が、石炭及び原子力発電所を後押しする規則案を連邦エネルギー規制委員会(Federal Energy Regulatory Commission: FERC)に承認するよう要請したことは対照的であった(FERCはこの要請を却下した)。関係者によれば、フィッシャー氏の離任の少なくとも一因は、同氏とペリー長官の間の政策姿勢におけるこうした違いであると考えられている。
Axios “Scoop: Top Energy Department adviser to depart” (2/22/18)