イェール大学(Yale University)で大学院生として分子生物学を学んでいたジョナサン・ロスバーグ氏(Jonathan Rothberg)(1991年卒業)にとって、当時は卒業後の科学キャリアといえば大学教授になることしかなかった。それから20年後の現在、医療アントレプレナーとして成功したロスバーグ氏は、学生が「科学者及びアントレプレナーの双方になることは可能である」と認識できるよう支援し、変化をもたらしたいと願っている。このため同氏はイェール大学のツァイ・センター・フォー・イノベイティブ・シンキング(Tsai Center for Innovative Thinking)と協力し、「ロスバーグ・カタライザー・プライズ(Rothberg Catalyzer Prize)」を設立した。同プライズは、医療分野の課題に対処し、社会と医療ケアに影響をもたらす革新的なハードウェア・ソリューションの開発を目指す学生に資金を提供するもので、まずは4大学(イェール、ブラウン大学(Brown University)、カーネギー・メロン大学(Carnegie Mellon University)、ペンシルバニア大学(University of Pennsylvania))に年間各10万ドルを提供する(資金をどのように配分するかは大学の裁量)。プライズの最も有意義な側面の一つは、大学生を対象としている点である。
Yale Daily News “Alum founds prize for undergrad entrepreneurs” (3/29/18)