米国上院、パテント・トロール法案を棚上げ
いわゆる「パテント・トロール(特許を数多く取得しながら、製品を作る意思はなく、特許侵害訴訟によって収入を得ようとする企業)」対策を目的として、数ヶ月間にわたって議論されていた法案が、大学組織やバイオ企業の反対などを受けて、棚上げされることが決まった。2013年11月に「特許の透明性と改良法案(Patent Transparency and Improvements Act)」を提出したパトリック・リーヒー上院議員(Patrick Leahy、バーモント州選出民主党)は5月21日、翌日の司法委員会(Judiciary Committee)での議題から本法案を引き下げることを発表した。大学組織やバイオ企業は、法案で定められている一部の条項により、知的財産を保護することが非常に厳しくかつ高価なものとなる恐れがあると主張している。一方、法案を支持していたテクノロジー企業は上院での法案の遅れに失望を示している。 Science Insider “U.S. Senate Shelves Long-Debated ‘Patent Troll’ Bill” (5/22/14)