米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、10月11日、無線周波数スペクトルへの公的アクセスを強化することを狙いとした研究活動を支援するため、11件のプロジェクトに合計1,200万ドルを助成すると発表した。近年は、スマートフォンの利用と無線ブロードバンド・アクセスの需要増により、無線周波数スペクトルの利用が増加している一方、従来からの周波数の割り当て手法と新たな無線技術の台頭を受けて、利用可能な無線周波数が不足しつつある。一部の無線周波数(電波天文学向けなど)を保護しつつ、無線周波数への公的アクセスを拡大することは、無線通信の専門家が「大きな課題」として指摘する問題である。今回受益するプロジェクトは、こうした大きな課題に対処するものである。
National Science Foundation “NSF awards $12 million for radio spectrum research” (10/11/16)