NSF、上級キャリア職を削減

トランプ政権が米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の再編と職員数の大幅削減を図る中、NSFは7月28日、職員宛てのEメールで、上級管理職(Senior Executive Service: SES)の人員削減を開始したと述べた。SESは政府内で最も高いキャリア職位で、連邦機関で指導的立場となる存在である。NSFによれば、今回の措置の影響を受ける職員は、新たな役割へと異動し、NSF内で、空席となっているSES、SES以外の職位、または同等な職位に任命されるという。職員宛てのEメールによれば、組織内部の人事異動により、NSFにおける管理職と非管理職の割合は、1対17から、約1対30に拡大するという。NSFは、5月にSES職員を縮小する計画を発表していたが、地方裁判所が連邦機関内での解雇及び人員削減計画に予備的差止命令を出していたことから、計画は停止していた。最高裁は7月上旬にその差止命令を覆した。

E&E News “Science agency cuts senior career jobs” (07/29/25)
https://www.eenews.net/articles/science-agency-cuts-senior-career-jobs/