北米電力信頼度協議会(North American Electric Reliability Corporation:NERC)は10月20日、今後10年間の電力グリッドの状況を予測した報告書、「2010年長期信頼度評価(2010 Long-Term Reliability Assessment)」を発表した。これによれば、米国の電力グリッドは、風力および太陽光発電の大幅な増加を含め、エネルギー源の大幅な変化を経験することになり、2019年までに風力および太陽光で18万メガワットの電力が北米に追加されるという。ただし需要ピーク時の電力の90%以上は化石燃料、原子力、水力発電によって供給される見込みとしている。一方で不況により、長期的なエネルギー使用量は大幅に減速することが予測されており、さらに今後10年間で省エネ努力が進むことから電力需要の成長は鈍化するとしている。
EERE News “NERC: U.S. Power Grid to Feature Diverse Energy Sources, Slow Demand Growth” (10/27/10)