IBM社、初の商用量子コンピュータを発表​

IBM社は1月8日、CES2019で、世界初となる商用量子コンピュータを発表した。20量子ビットが搭載されたパッケージ、「IBM Qシステム(IBM Q system)」は、当然のことながら巨大であるが、企業が量子コンピューティング実験を行うために必要なものが全て含まれている。IBM社は、IBM Qシステムについて、「科学的及び商業的利用を意図した、世界初の商用統合ユニバーサル量子コンピューティング・システム」と説明している。ただし、この20量子ビット・マシンは、量子コンピュータに期待されている商業的利用の多くをこなすのに十分パワフルとはいえない。こうしたことから、IBM社は、「本件は第一歩の取り組みであり、このシステムは、現在、従来のシステムで扱うには複雑すぎかつ指数関数的すぎると思われる問題にいつの日か対処することを意図したものである」と述べている。IBM社はまた、エクソンモービル社(ExxonMobil)や大手研究ラボとのパートナーシップ、「IBM Qネットワーク(IBM Q Network)」も発表した。同ネットワークは、量子コンピューティングの使用事例を共同で探索することを目的としている。​ ​ Tech Crunch “IBM unveils its first commercial quantum computer” (1/8/19)