自動車メーカーは過去20年間にわたり、燃費規制を順守するための一助としてハイブリッド自動車を頼りとしてきたが、ゼネラル・モーターズ社(General Motors Co.)とフォルクスワーゲンAG社(Volkswagen AG)の2社は現在、「米国でのラインアップにハイブリッド車の未来はない」とし、投資を完全電気自動車へと集中させている。これら2社は、ハイブリッド車は、中国と欧州を中心としたより厳しい排出基準に合致するための橋渡し役にすぎないと見ている。GM社の見解は、完全電気自動車に取り組むと同時に米国市場でのハイブリッド車を拡大しているトヨタ自動車やフォード・モーター(Ford Motor Co.)とは対照的である。こうした戦略の違いは、「完全電気化へ向けた最善の経路は何か」という点を巡り、自動車業界が分かれていることを示す。
Wall Street Journal “GM, Volkswagen Say Goodbye to Hybrid Vehicles” (8/12/19)