DARPA:機械に常識的な思考を教える取り組み

機械学習システムは発展し、現在では、複雑な業務を自動的にこなしたり、操作者(人間)の重要なツールとして活動する能力を備えている。しかし、こうした進展にもかかわらず、人工知能(AI)の重要なコンポーネントとなる「常識」は、依然として手の届かないところにある。「常識」(ほぼ全ての人が共有し、議論することを必要とせずにほぼ全ての人に予測される形で、ものごとを認識し、理解し、判断すること)は、人間が周囲の世界と相互作用する上で重要な基盤を形成する。国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は、機械学習のこうした新たな能力を開発するため、「機械の常識(Machine Common Sense: MCS)」プログラムを立ち上げた。MCSプログラムは、人間が持つ基礎的な背景知識(常識)を知能システムに明確に示し、コード化する方策を模索する。

Defense Advanced Research Project Agency “Teaching Machines Common Sense Reasoning” (10/11/18)