米国政府は、チップの設計における障害を大幅に低減することを狙いとして、シリコン・コンパイラーと同等のものを創出するため、今後4年間に2つのプログラム(Intelligent Design of Electronic Assets(IDEAS)とPosh Open Source Hardware(POSH))に1億ドルを投じる計画である。これらのプログラムはカリフォルニア州サンノゼで行われた「設計オートメーション会議(Design Automation Conference)」で初めて説明された。両プログラムは、「エレクトロニクス復興イニシアチブ(Electronics Resurgence Initiative: ERI)」(米国エレクトロニクス産業の発展のため、今後5年間で15億ドルが投じられる見込み)の一環で、ERIのその他の詳細は7月下旬に行われるイベントで発表される予定である。国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)でIDEASとPOSHの両プログラムを管理するアンドレアス・オロフソン氏(Andreas Olofsson)は、「1億ドルを投じて行われるIDEASとPOSHは、電子設計オートメーション(electronic design automation: EDA)関連の研究プログラムとしては最大規模の一つとなるであろう」と述べている。