ユニバーサル(万能)量子コンピュータは、商業及び軍事活動の情報処理に革命をもたらすと期待されているものの、そのビジョンが実現されるのは数十年先と考えられている。誤りのない完全な量子コンピュータが登場する前に、量子情報処理を模索するため、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は2月27日、「ノイズがあり中規模の量子コンピュータによる最適化(Optimization with Noisy Intermediate-Scale Quantum: ONISQ)機器」プログラムを発表した。これは、中規模の量子機器と古典システムを組み合わせて、「組み合わせ最適化(combinational optimization)」と呼ばれる一連の難解な問題を解決するためにハイブリッド概念を追求する取り組みである。
Defense Advanced Research Project Agency “Taking the Next Step in Quantum Information Processing” (2/27/19)