国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA)は6月17日、サイバー脅威に対する軍事システムのセキュリティ強化を目的として、数学ベースのソフトウェア開発導入拡大を促進する「回復力あるソフトウェアシステムアクセラレータ(Resilient Software Systems Accelerator)」プログラムを発表した。「フォーマルメソッド(formal methods)」と呼ばれる従来からのITインフラ・セキュリティ基準・ソフトウェアツール・技法は、数学に基づくアプローチで、国防コミュニティ内で使用する軍事システムの回復力・セキュリティ・機能性を大幅に向上させており、DARPAも10年間をかけて同メソッド関連ツールの開発に関与してきた。上記アクセラレータプログラムを立ち上げた理由は、DARPAが企業パートナーによる「フォーマルメソッド」導入協力を強く希望しているためで、本プログラムでは、国防企業と提携して同メソッドツールを利用し、取り組み度合いを評価するツール開発者にシード資金を提供する。また、DARPAは、国防総省内での同メソッド振興の一環として、米軍の全軍と提携して同メソッド利用法を実演している。
Department of Defense “DARPA Calls on Industry to Assist With Improving, Strengthening DOD Cybersecurity” (06/18/25)
https://www.defense.gov/News/News-Stories/Article/Article/4220945/darpa-calls-on-industry-to-assist-with-improving-strengthening-dod-cybersecurity/