DARPA、自律型消火ヘリ実用化へ テキサス州と試験場設立

国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency: DARPA)は7月31日、テキサスA&M大学システム(Texas A&M University System)と提携し、自律型ヘリコプターを活用して山火事消火能力を向上させるためのテストベッド(実証基盤)を設立すると発表した。既存の航空機を改造して完全自律飛行を可能にする乗員業務自動化システム(Aircrew Labor In-cockpit Automation System: ALIAS)プログラムの技術を活用する計画で、テキサス州議会はブッシュ戦闘開発複合施設(George H.W. Bush Combat Development Complex: BCDC)に対し5,980万ドルの予算を承認した。シコルスキー社(Sikorsky)が開発したマトリックス(MATRIX)ソフトウェアを活用し、パイロット不足を補いつつ、煙や夜間など危険な条件下でも24時間体制での消火活動を行う事が可能になるとし、捜索救助や他の災害対応など、軍事と民間の両方での応用を見込んでいる。

DARPA “Texas, DARPA to establish testbed to use autonomy to fight wildfires” (07/31/25)
https://www.darpa.mil/news/2025/texas-darpa-alias-testbed