CNAS、米国のAIにおける世界的優位性維持に向けて積極的パートナーシップなどを提案

新アメリカ安全保障センター(Center for a New American Security:CNAS)は7月29日、新たな報告書「グローバル・コンピュートと国家安全保障:積極的なパートナーシップを通した米国によるAIリーダーシップの強化(Global Compute and National Security: Strengthening American AI Leadership Through Proactive Partnerships)」を発表した。本報告書は、AIにおける世界最先端の地位を維持するためには常に新しいことに挑戦する戦略を導入すべきとし、先進AIシステムの訓練・展開に必要となる特別なチップ・データセンター・技術インフラである「コンピュート(compute)」が担う、持続可能なAIの進歩の基盤としての中心的役割を強調している。また、現在の開発傾向が継続される場合、世界的コンピュート展開を主導する国家がAI利用を制御する規範・規則を形成することになると主張している。同報告書が提示する米国政府への主な政策提案事項には、①主要同盟国・パートナー国との協力を通した輸出規制の強化、②海外での米国AIプロジェクト・応用を促進するための戦略投資の活用、③主要戦略パートナーとの協力拡大、④パートナー国の主権に関する懸念に対応するために、技術・プライバシーを保護するソリューションを支持、⑤多国間基準設定組織への関与、などが含まれる。

Center for a New American Security “New CNAS Report Outlines Strategy for US AI Leadership Through Global Partnerships” (07/29/25)
https://www.cnas.org/press/press-release/new-cnas-report-outlines-strategy-for-us-ai-leadership-through-global-partnerships