米国科学財団(National Science Foundation: NSF)を監督する米国科学審議会(National Science Board:NSB)は、「NSFは科学的イノベーションを早急に推進する可能性がある中規模(midscale)研究プロジェクトへの投資を増やすべき」とする報告書を発表した。中規模のインフラ助成(1,000~7,000万ドル程度)は地域の科学プロジェクト支援につながり、より大型のプロジェクトよりも短い期間でイノベーションの機会を提供する傾向があると、NSBの報告書は指摘している。NSFは一部の中規模プロジェクト助成を行っており、10月初めには、今秋にさらなる助成機会を開始すると発表している。報告書を作成した委員会を先導したピーター・ラページ氏(Peter Lepage)は、「緊縮予算の下、部門レベルで中規模研究インフラを維持することは困難な取り組みであることが証明されており、組織全体でフォーカスすることが重要である」と述べている。
Chemical & Engineering News “NSF should boost investment in midscale infrastructure, National Science Board says” (10/27/18)