センター・フォー・アメリカン・アントレプレナーシップ(Center for American Entrepreneurship: CAE)とニューヨーク大学(New York University)スクール・オブ・プロフェッショナル・スタディ(School of Professional Studies)のシャック不動産研究所(Schack Institute of Real Estate)は10月5日、「グローバル・スタートアップ・シティの台頭:アントレプレナーシップとベンチャー・キャピタルの新しい地図(The Rise of the Global Startup City: The New Map of Entrepreneurship and Venture Capital)」と題する報告書を発表した。本報告書は、ベンチャーキャピタル投資とスタートアップ活動の世界的な分布を分析したものである。過去数十年にわたり、ベンチャー・キャピタルは米国がほぼ独占していたが、本報告書によれば、そのトレンドに変化が見られるという。報告書はハイライトとして、①米国は引き続き、スタートアップ及びベンチャー・キャピタル活動の最大部分を創出するが、世界的なシェアは大幅に低下しており、1990年代半ばの95%以上から、現在は50%強となっている(一方、最も増加したのは中国)、②世界的なベンチャー・キャピタル投資の拡大は都市主導型となっており、その多くは米国外の都市である、③スタートアップ都市とベンチャー・キャピタルのグローバリゼーションは、地理的に高い集中が見られ、世界で24都市が世界のベンチャー・キャピタル投資の4分の3を占めている、などを挙げている。