世界銀行、開発国におけるバッテリー貯蔵導入を加速させるプロジェクトを開始

ソーラー及び風力エネルギーは、今後更に拡大する見込みであるが、再生可能資源で生産された電力を貯蔵し、必要に応じて使用するための広範なソリューションは今のところない。エネルギー貯蔵(特にバッテリー)はこうした問題を解決することができる。しかし、バッテリー技術は高価であり、広く導入されていない。このギャップは特に、風力・ソーラー電力の可能性が大きく、エネルギー需要が増大しつつあり、多くの人々が安定した電力を持たずに生活している開発途上国において深刻な問題である。こうした中、世界銀行グループ(World Bank Group: WBG)は、「開発諸国のためのバッテリー貯蔵の加速(Accelerating Battery Storage for Development)」プログラムを開始することを発表した。これは、開発途上及び中所得国でエネルギー・システムにおけるバッテリー貯蔵の導入を加速させることを狙いとした、初めての国際プログラムである。WBGは、本プログラムに10億ドルの資金をコミットしている。また、その他の資金調達活動を通じて更に40億ドルが投入される見通しで、2025年までに17.5ギガワット時(GWh)のバッテリー貯蔵が導入されることを目標としている。

World Bank “Powering New Markets for Battery Storage” (9/26/18)