エネルギー省(Department of Energy)の化石エネルギー局(Office of Fossil Energy)とオーク・リッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory)は5月23日、昨年9月26~28日にテキサス州で開催された「ミッション・イノベーション 炭素捕獲・利用・貯蔵専門家の作業部会(Mission Innovation Carbon Capture, Utilization, and Storage (CCUS) Experts’ Workshop)」の報告書を公表した。作業部会は、米国がサウジアラビアと連携して開催したもので、世界中の学術機関と業界からCCUS専門家260名が集った。作業部会では、二酸化炭素の捕獲/利用/地質学的貯蔵における基礎研究開発ニーズや、分野横断型のCCUSトピックについて議論が行われた。専門家は、CCUSに関連する最も重要な科学的課題について国際的なコンセンサスを確立し、「優先的な研究の方向性(Priority Research Directions: PRD)」を作った。今回発表された報告書には、将来のCCUS研究開発のガイドとなる30件のPRDが記述されている。