グーグル社(Google)は、現在、国防総省(Department of Defense)との間で進められているドローン・プログラムについて、従業員から大規模な抗議を受けた後、2019年3月に現行契約が終了した後は更新しないことを決定した。関係者によれば、グーグル社のクラウド・ビジネスのトップであるダイアン・グリーン氏(Diane Greene)が6月1日にスタッフに本件を発表した。このプログラムは昨年9月に国防総省との間で契約したもので、国防総省が「プロジェクト・メイベン(Project Maven)」(人工知能を使ってドローンの映像を解析する)のためにグーグル社の人工知能ツールを利用できるというものである。これは、利益幅の大きいクラウド・サービスを政府へ販売するというビジネスに参入するためのグリーン氏の戦略の一つであったが、歴史的に軍事的業務を避けてきたグーグル社内で大きな議論と反発を招いていた。
Bloomberg “Google Won’t Renew Pentagon AI Drone Deal After Staff Backlash” (6/1/18)