近年、衛星及び航空機器を利用して二酸化炭素及びメタンガスを遠隔監視する取り組みが開始されており、米航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration: NASA)では、炭素監視システム(Carbon Monitoring System: CMS)(研究予算は年間1,000万ドル)を通じて、それらの観測データをつなぎあわせて地球の炭素フローを示す高解像度モデルの作成を支援してきた。しかし、CMSは今般トランプ政権によって廃止された。大統領府は、気候科学を広範に批判し、NASAの地球科学予算(CMSを含む)の削減と気候ミッションの中止を繰り返し要請してきた。議会はそれらの要請を拒否してきたが、3月に署名された歳出合意はCMSに言及していなかったことから、政権はCMSを廃止することが可能になったと、ある専門家は説明する。(その後、5/17付けの最新情報として、下院歳出委員会は、CMS予算を復活させる修正事項を承認している)
Science “Trump White House quietly cancels NASA research verifying greenhouse gas cuts” (5/9/18)