海兵隊、熱センサー回避用アウターを調達へ

ディフェンスニュース(DefenseNews)は3月12日、海兵隊(Marine Corps)が熱センサーやドローンなどの赤外線カメラから兵士を隠すアウターを調達予定であると報じた。具体的に、可視光から長波赤外線に至る幅広い探知を回避する設計のマルチスペクトル迷彩衣類(Multispectral Camouflage Overgarment: MCO)を求めており、2030年までに6万1,000着の導入を目指す。熱センサーを搭載したドローンの脅威が高まる中、敵に発見されないことが最善策とし、センサーの種類や距離に応じた数十から数千メートル規模での探知回避能力に加え、全身を覆う1枚仕立てのゆったりとしたドレープデザインで、15秒以内に着脱でき、重さは出来れば2ポンド未満が望ましいとした。また90日から1年以内の耐久性も必要とし、募集締め切りを4月22日までとした。米国以外では、英国海兵隊(Royal Marines)がスウェーデンのサーブ社(Saab)製のバラクーダ(Barracuda)マントを採用した一方、ロシア軍では粗悪品により背景との温度差を生み、逆に兵士を目立たせる結果となったという。

DefenseNews “US Marine Corps pursues thermal cloaks to hide troops from heat sensors ” (03/12/26)
https://www.defensenews.com/industry/techwatch/2026/03/11/us-marine-corps-pursues-thermal-cloaks-to-hide-troops-from-heat-sensors/