ディフェンスニュース(DefenseNews)は3月4日、空軍(Air Force)が老朽化した1970年配備の大陸間弾道ミサイル「ミニットマンIII(Minuteman III)」の弾頭などを運ぶための新たな装甲輸送車を追加購入する方針と報じた。現在のペイロード輸送車(Payload Transporter)は部品の老朽化や維持費の増大により最新のセキュリティ要件を満たせずにいるため、同軍は情報提供依頼(Request for Information)を発出し、新たに5台の代替ペイロード輸送車を調達する。2019年にアーマーワークス社(Armorworks)が核兵器の安全な輸送に不可欠な強固な装甲や耐衝撃性を備えた25台の納入契約を獲得しているが、ミニットマンの後継機プログラムの「LGM-35Aセンチネル(LGM-35A Sentinel)」も設計問題などで開発が遅延しており、現行ミサイルの運用は2050年まで延長される見込みである。政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)もインフラの経年劣化を指摘しており、このまま現行ミサイルの長期運用を余儀なくされる可能性を指摘している。
DefenseNews “US Air Force wants more armored transporters for ICBM warheads” (03/4/26)
https://www.defensenews.com/air/2026/03/03/us-air-force-wants-more-armored-transporters-for-icbm-warheads/