IEA報告書、2009年に化石燃料は再生可能エネルギーの6倍の助成金を受益と指摘

国際エネルギー機関(International Energy Agency:IEA)が11月9日に発表した年次報告書「2010年版世界エネルギー見通し(World Energy Outlook – 2010)」によると、2009年における化石燃料業界への世界各国政府の助成金は3,120億ドルで、再生可能エネルギー業界への助成金(570億ドル)の約6倍となっている。2035年までの予測をまとめた同報告書は、石油が世界のエネルギー構成の主役となり続けるとする一方、再生可能エネルギーもシェアを伸ばしており、再生可能エネルギーが世界のエネルギー供給に占める割合は7%から14%へ増加すると分析している。報告書はまた、再生可能エネルギーの導入を加速させ、気候変動防止に必要な排出目標を達成するため、各国に対して化石燃料への助成金を減らすよう要請している。
E・BOOM Finance “$312 BILLION: GOVERNMENTS GAVE SIX TIMES MORE TO FOSSIL FUELS THAN RENEWABLE ENERGY IN 2009, IEA REPORT SAYS” (11/9/10)