エネルギー貯蔵市場、第1四半期は過去最高も政策不透明感を懸念 

アメリカン・クリーン・パワー協会(American Clean Power Association: ACP)は6月25日、2025年第1四半期のエネルギー貯蔵市場が過去最高の成長を記録した一方で、今後の政策変更が市場の成長を脅かす可能性があると発表した。ウッド・マッケンジー社(Wood Mackenzie)との共同報告書によると、同市場は2025年第1四半期に全部門で2GW(ギガワット)以上を導入し、第1四半期として過去最高を記録した。特に公益事業規模部門は1.5GW以上を導入し、前年同期比57%増と成長を牽引した。住宅用蓄電池市場も過去最高の458MW(メガワット)を記録した。市場はインディアナ州など新たな地域にも拡大しているが、同協会は政策の不確実性が大きなリスクであると指摘している。例えば、投資税額控除(Investment Tax Credit: ITC)の利用が大幅に削減された場合、今後5年間の設備導入が27%減少する可能性があるとし、市場は力強い需要を示しているものの、ACPは安定した支援政策の重要性を強調している。

ACP “REPORT: Energy Storage Market Continues Strong Growth in Q1 2025” (06/25/25)