AIによる環境負荷による影響、アクセンチュアが警鐘

Axiosは6月25日、人工知能(AI)データセンターからの二酸化炭素(CO2)排出量がこの10年で11倍に急増し、2030年までにAI関連の排出量が世界の総排出量の3.4%を占める見通しというコンサルティング大手のアクセンチュア社(Accenture)による調査について報じた。分析によると、データセンターの電力消費量はカナダ一国分に匹敵し、その冷却に必要な水量はノルウェーやスウェーデンの年間総取水量を超える恐れがあるとし、企業がコスト増大や規制リスクに直面する恐れがあるという。対策としてAIの効率性を総合的に測る新指標「持続可能性調整済み知能指数(Sustainability-Adjusted Intelligence Quotient)」の採用を提唱し、ハードウェアとソフトウェアを効率的に統合する「スマートシリコン(smart silicon)」の導入や大規模言語モデルが不要な場合は、より小規模な「タスク特化型」モデルの利用など、具体的な解決策を提示している。

Accenture “Powering sustainable AI”
https://www.accenture.com/content/dam/accenture/final/corporate/corporate-initiatives/sustainability/document/Powering-Sustainable-AI-CanvasV10.pdf#zoom=40
参照記事:Axios “New study shows AI emissions path — and how to bend the curve” (06/25/25)
https://www.axios.com/2025/06/25/ai-emissions-accenture-study