半導体 第1四半期は例年通りの傾向ながら、関税により変動も

SEMIがテックインサイツ社(TechInsights)と共同で発表した「2025年第1四半期半導体製造モニター報告(Q1 2025 Semiconductor Manufacturing Monitor (SMM) Report)」によれば、世界の半導体製造業界は、今年第1四半期に例年通りの傾向を示したが、今後は、関税を巡る不確実性やサプライチェーン戦略の変化を受け、一部の部門においては例年通りとはならない可能性があるという。電子製品の売上は2025年第1四半期に前期比16%減少、前年同期比では横ばいとなり、これは例年の傾向と一致する。集積回路の売上は前期比2%減少したが、前年同期比では23%増加しており、人工知能(AI)やスパコンインフラへの継続的な投資を反映した。報告書によれば、今後は企業が通商政策の不確実性とサプライチェーンの順応という2つの課題に対処していく中、例年とは異なる傾向に直面するのではと予測している。AIやデータセンター技術の需要は明るい兆しであるものの、その他の部門では投資の遅れや需要の変化が見られるかもしれない。

SEMI “SEMI Reports Typical Q1 2025 Semiconductor Seasonality with Potential for Atypical Shifts Due to Tariff Uncertainty” (05/19/25)
https://www.semi.org/en/semi-reports-typical-q1-2025-semiconductor-seasonality-with-potential-for-a-typical-shifts-due-to-tariff-uncertainty