エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は5月19日、2025年の水力発電量が前年比7.5%増加し、総発電量の6%に相当する2,591億キロワット時(BkWh)となるものの、10年間の平均には2.4%及ばない見通しと発表した。同局は水力発電の約半分を占める西部のワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州地域の降水パターンを綿密に監視し、水力発電の見通しを策定した。北西部とロッキー山脈地域における2025年の発電量は1,251BkWhで前年比17%の増加するものの、過去10年平均より4%少ないと予測している。また、北西部河川予報センター(Northwest River Forecast Center: NWRFC)によると、北西部の水供給は地域でばらつきがあり、全体的に平年並みと見られている。一方、カリフォルニア州の発電量は285BkWhで昨年比6%減となったが、10年平均を15%上回る見込みで、州内の主要貯水池の水位やシエラネバダ山脈の積雪量が例年を上回り、暖かい気候による早期雪解けが観測されたという。
EIA “U.S. hydropower generation expected to rise in 2025 following last year’s relative low” (05/19/25)
https://www.eia.gov/todayinenergy/detail.php?id=65286