ソーラーパネルや風力タービンを電力グリッドと接続するパワー・インバータは、その大半が中国で生産され、世界中で使用されている。インバータによって更新や維持管理のための遠隔アクセスが可能になるが、それらを使用するユーティリティ企業は通常、ファイアウォールをインストールし、中国への直接的な通信を防止する。しかしある米国輸出業者が、セキュリティ調査のため、グリッドに接続された設備を分解したところ、一部の中国製ソーラーパネルに、製品文書には記載されていない不審な通信機器が見つかったという。不審な通信機器を使用することで、ファイアウォールを迂回し、インバータの電源を遠隔操作で解除したり、設定を変更したりするなどして、電力グリッドやエネルギーインフラに悪影響をもたらす可能性がある。エネルギー省(Department of Energy)は、新興技術に関連するリスク評価を継続しており、製造事業者の情報開示や機能文書には重大な課題があるとしている。
Reuters “Rogue communication devices found in Chinese solar power inverters” (05/14/25)
https://www.reuters.com/sustainability/climate-energy/ghost-machine-rogue-communication-devices-found-chinese-inverters-2025-05-14/