クリーン・エア・タスクフォース(Clean Air Task Force: CATF)は5月15日、森林由来カーボンクレジット市場の質保証に向けた現行プロトコルの抜本的な見直しが不可欠と発表した。専門家らは、北米の自主的及び法規制市場における現行20のプロトコルの大半が不十分で、検証方法や永続性リスク、間接排出の考慮不足、透明性などの評価に課題があると指摘し、独立機関による地域特化型データの活用や気候変動影響の考慮、透明性の向上などを反映したプロトコル改訂を推進すべきと提言した。科学的進展を反映しつつ、経済圧力を踏まえた動的リスク管理や検証強化も必要で、政府だけでなく州やレジストリも早急に対応すべきとし、具体的改善策の導入を促している。パリ協定第6条(Article 6)に基づく国際枠組みも確立されたが、炭素市場への信頼は低下しつつあり、同クレジットは世界の自主的カーボン市場の約40%を占めるため、市場の成長には信頼回復が不可欠であると強調している。
CATF “With new study and scorecard, scientists call for overhaul to forest carbon credit protocols” (05/15/25)