GM、低コストLMR電池を大型EVに採用 400マイル走行を可能に

Axiosは5月13日、ゼネラル・モーターズ社(General Motors)がリチウム過剰型マンガン系(Lithium Manganese-Rich: LMR)電池を次世代大型電気自動車(EV)に採用すると報じた。400マイル走行とコスト低減の両立を掲げ、トラックやSUV市場の最大の課題である走行距離の制限と価格の高さを同技術で解消する業界初の試みとなる。同社は大型プラグインモデルで使用する LMR角柱型電池セルの商品化に向け、エルジー・エナジー・ソリューション社(LG Energy Solution: LGES)との提携を拡大し、両社の合弁アルティアム・セルズ社(Ultium Cells)が2028年から量産を開始する。コバルトとニッケル使用量を削減し、比較的安価なマンガン含有量を増やして材料コストを抑えたLMRセルは、角柱型(プリズマティック)構造によりセルを高密度に積層しており、円筒形セルよりも容量とエネルギー密度を向上させ、最高性能のリチウム鉄リン酸(Lithium iron phosphate: LFP)系セル比で33%高いエネルギー密度を同等コストで実現できる。

Axios “GM to pioneer cheaper battery tech for electric trucks” (05/13/25)
https://www.axios.com/2025/05/13/gm-ev-battery-trucks-suv