米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は5月7日、2023年に米国で博士号を取得した一時滞在ビザ保持者の約49%(9,414人)が中国とインド出身で全体の約半数を占めたと発表した。NSF傘下の国立科学技術統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics:NCSES)による博士号取得者調査(Survey of Earned Doctorates: SED)によると、2023年の博士号取得者は計5万7,862人で、うち市民・永住者が61%、一時滞在ビザ保持者は1万9,393人(34%)で、無回答は5%となった。一時滞在ビザ保持者のうち86%が科学・工学(S&E)分野、14%がS&E以外の分野で学位を取得し、国別では中国が6,652人(S&E 5,981人)が最多で、インドが2,762人(同2,583人)で続き、過去10年間上位を維持した。2013年から2023年にかけてはイランやバングラデシュ、サウジアラビアからのビザ取得者が増加し、韓国と台湾は2021年以降、わずかな増加傾向にある。また、博士号全体の79%はS&E分野であった。
NSF “Nearly Half of 2023 U.S. Doctorate Recipients with Temporary Visas Were from China or India” (05/05/25)
https://ncses.nsf.gov/pubs/nsf25336