商務省の製造業支援プログラム(MEP)の予算を凍結 

ワイアード誌(WIRED)は4月2日、トランプ政権が40年近く続いた中小製造業支援プログラム「製造業拡張パートナーシップ(Manufacturing Extension Partnership: MEP)」への予算支出の停止を発表したと報じた。これは、商務省(Department of Commerce)傘下の米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology: NIST)が運用するプログラムで、人工知能(AI)や量子技術などの重要技術分野への予算再配分を理由に、10州のMEPセンターへの約1,290万ドルの支出が凍結された。MEPは1980年代に設立され、全米50州で中小製造業に対し経営・技術戦略を提言してきた実績がある。専門家らは、対中貿易戦争の最中にこの支援を打ち切ることは、国内製造業強化を掲げるトランプ政権の方針と矛盾すると指摘している。今回の措置により、特に地方の中小製造業者が技術革新や人材育成面での支援を失うことが懸念されている。

WIRED “Trump and DOGE Defund Program That Boosted American Manufacturing for Decades” (04/02/25)
https://www.wired.com/story/nist-trump-manufacturing-extension-partnership/