CSET 包括的なAI政策提言を発表

新米国安全保障センター(Center for Security and Emerging Technology: CSET)は3月14日、米国の人工知能(AI)競争力強化と安全な研究開発に向けた包括的な政策提言を科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)に提出したと発表した。提言では、米国のAIリーダーシップの確保と推進、米中技術競争への対応、AIの利益実現とリスク管理など、3つの重点分野で具体的な施策案を示している。特に、大学や国立研究所などへの研究資金支援やバイオテクノロジーなどの重要分野を含む科学のための AI に投資し、インフラストラクチャとデータリソースを拡大することを提示している。またAIの公平な競争環境の整備、技術系人材の育成強化にも注力し、技術移転の監視体制強化なども重視するものとなっている。急速に進化する中国のAI能力に注視し、技術的脅威を予測し対抗するために民間部門との協力体制を改善して、AIインシデント報告制度の確立やバイオ安全保障の強化、調達基準の統一化なども提案している。

CNET “CSET’s Recommendations for an AI Action Plan” (03/14/25)