エネルギー省とJAEA、世界初の高速炉燃料安全性試験を実施

エネルギー省(Department of Energy)は3月12日、アイダホ国立研究所(Idaho National Laboratory: INL)で20年以上ぶりに高燃焼度高速炉燃料の安全性試験を実施したと発表した。日本原子力研究開発機構(Japan Atomic Energy Agency: JAEA)との共同プロジェクトの一環で、高速炉用燃料の開発と認定に向けた重要なデータを提供することが目的であるという。具体的には、INLのEBR-II炉での過去の照射試験から保管されていた高燃焼度の金属燃料を用いた過渡試験で世界初の試みという。INL過渡試験技術リーダーのコルビー・ジェンセン氏(Colby Jensen)は「高速炉燃料を最も弱い状態で試験し、その限界をより深く理解して、改良設計の開発に役立てる」とし、新たに設計された試験カプセルを使用し、試験中の燃料の挙動を多様なセンサーで監視すると説明した。両研究グループは今後数年間にわたり、追加の安全性テストを数回実施する予定であるという。

Department of Energy “U.S. and Japan Perform First Fast Reactor Fuel Safety Test of 21st Century” (03/12/25)
https://www.energy.gov/ne/articles/us-and-japan-perform-first-fast-reactor-fuel-safety-test-21st-century/