RMI、AIデータセンター向け「パワーカップル」戦略を提言

ロッキー・マウンテン研究所(Rocky Mountain Institute: RMI)は2月20日、AI競争力強化に向け、既存の送電網接続地点に大規模データセンターと再生可能エネルギー設備を併設する「パワーカップル戦略(Power Couples)」が有効と発表した。消費者への追加コスト転嫁なく、AIインフラに必要な電力を迅速に確保できるとし、50ギガワット(GW)以上の新規AI関連の電力需要に対応可能という。30GW以上は1メガワット(MW)時あたり100ドル未満で供給可能で、従来の卸電力価格と比べると依然として割高であるが、電力確保を急ぐハイテク企業にとっては許容範囲であるという。特にPJM相互接続(PJM Interconnection: 中部大西洋岸地域を中心とする広域送電機関)やエルコット(ERCOT、テキサス州)、南東部での導入ポテンシャルが高く、既存のガス発電所近くの新施設で平均88%カーボンフリーの電力供給が可能と報告している。既存の送電網を活用したクリーンエネルギーへ移行を促進する効果が期待される。

RMI “How “Power Couples” Can Help the United States Win the Global AI Race” (02/20/25)