全米経済研究所(National Bureau of Economic Research: NBER)が1月に発表した報告書によると、連邦議会予算事務局(Congressional Budget Office: CBO)などが、連邦政府による研究開発投資の経済効果を過小評価している可能性がある。報告書は、連邦政府が資金を提供する研究開発の多くが物理的インフラなど他の投資よりも迅速かつ大きいリターンを生み出し、民間の研究開発投資を補完していることを強調している。また、基礎研究に重点を置くことが多い公的研究開発は、長期的な生産性向上につながる可能性がある点なども指摘した。さらに政府機関に対し、より正確な経済効果予測のためにモデルを改良するよう提言。これにより、議会は研究開発資金について、より多くの情報に基づいた判断をすることができるようになるとしている。