AIPは2月3日、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)がトランプ政権による補助金凍結一時停止の裁判所の命令を受け、2日から助成金交付を再開したと伝えた。助成金停止を巡り、関係機関で混乱が続いていたことを受けての政府の対応であるが、引き続き助成プログラムの審査は行われるとし、特に多様性、公平性、包括性(diversity, equity, and inclusion: DEI)イニシアティブに対する支援禁止などの大統領令に沿った内容であるかの確認が進められている。また、NSFは現行の助成金交付について、大統領令の遵守状況のみで停止されることはないと公式ホームページで明示しているものの、条件に適応しない内容の場合は停止措置となる可能性があるとしている。これにより、各大学機関は、DEI関連の研究停止、多様性に関連する資金喪失などにより、研究者の給与支払いや重要設備の維持管理に影響が出ると予想している。
AIP “NSF grant payments temporarily unfrozen but reviews continue”(02/03/25)