バークレー研究所(Berkeley Lab)は今般、「小売電力価格と費用のトレンド:2024年更新版(Retail Electricity Price and Cost Trends: 2024 Update)」を発表した。米国における小売電力価格の水準と価格要因のトレンドをまとめたもので、公開されているデータを基に、2019~2023年の国、地域、州のトレンドを報告している。報告書は、小売電力価格の変動に影響を受ける多様な意思決定者のための参考資料として機能する。キーファインディングとして、①2019~2023年に小売電力価格は上昇した、②送配電システムの資本支出はユーティリティ費用の中で最も増加した、③全国レベルでは、電力需要増は費用増大の主要な価格要因ではない、④顧客側で設置されるビハインド・ザ・メーター資源への顧客による投資は増大した、が挙げられている。